2012年2月22日水曜日

次は穴子!―― 神田『藪蕎麦』























昨日記した神田『藪蕎麦』。
http://goo.gl/ZbJaD

ふと本棚に手を伸ばしたクロワッサンの『向田邦子を旅する』に記載があって、びっくり(笑)。
2000年に出版されたムック本。
何度も何度も読み直した筈なのに、昨晩、自分の目の前にこの記事が出て来て――、
これはブログにも記しておこうと(写真:P30)。
■ ■ ■

向田さんの作品との、一番最初の出会いは広く知られている『寺内貫太郎一家』(1974年)よ
りも後の、NHKの『阿修羅のごとく』(1979年)だと思います。
流石にストーリーにあまり記憶はないのですが、とてもドロドロした印象で――、子供が観ては
いけいない雰囲気が凄―くありました(笑)。
19時半か20時のスタートの番組だったのかなぁ(21時スタートの番組なんて、家族でTVの前に
居させてはもらえなかったから)。
何より印象的だったのは、2~300年前のトルコの軍楽と言われているテーマ曲。
今でも鮮明に響きます。

飛行機事故――、という衝撃的な死は、子供ながらも、妹の和子さんが当時やっていた『まま
や』の軒先でインタビューに答えるTVのシーン等、記憶に深く刻まれています。

しまうま、彼女のエッセイはとても好きで――、多分全部持っています。
若い時には「素敵だなぁ」と憧れる気持ちしかなかったのですが、改めてこの12年前のムック
や、その流れで『向田邦子の暮らしの愉しみ』(2003年)を読むと、単なる憧れではなくて、
彼女が抱えていたであろう仕事や、プライベートの色々な労苦にも思いを馳せることの出来る
自分がいて...
年齢を重ねるのも悪くないなぁ...、と改めて思ったり。

そしてそして――、何より多忙極めた向田さん考案のレシピは、シンプルでいて強い味方なの
であります(粛々)。
■    ■ ■

あ、思い出に浸り過ぎた(汗)…
そうそう!ここに載っていたのが『藪蕎麦』の穴子南ばん!
次は絶対に狙うのであります(虎視眈々・笑)…


※休みを目論んでいたところに、今日、また別の仕事が入ってしまいました(涙)…
 「あ、スケジュール見たら、空いてたから入れといた!」と言われ――、むぅ。

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