2012年6月5日火曜日

川内倫子展『照度 あめつち 影を見る』――東京都写真美術館






















今日は、先日足を運んだ『川内倫子展――照度 あめつち 影を見る』のことを。
5月半ばから開催中。直ぐにでも!行きたかったけれど、ようやく叶いました。
http://www.rinkokawauchi.com/main/rinkokawauchi_jp.html

川内さんの作品を初めて観たのは――、彼女のbioを見ると、何と!もう6年も前(この事実に
驚愕)――、ミラノの“10 Corso Como” のギャラリーでした。
1990年の開店来――、“10 Corso Como” は、ミラノ訪問の際には、未だ必ずや立ち寄らなけれ
ばならない場所☟
http://www.10corsocomo.com/milano/#home

その時、偶然!観たのは『Cui Cui』。
滋賀で生まれ育った川内さんの――、お爺様の旅立ちを中心とした家族の物語でした。
しまうまはここで川内さんのことを知るコトになり――、というか、異国の地での、この日本
人の展示に、自分の幼少期の思い出がオーバーラップして、不覚にも泣けて、泣けて――、仕
方が無かったです(告白)…

川内さんは1972年生まれ。
彼女を中心に、もうひとつ下の世代の梅佳代さんや川島小鳥さんと共に、次世代の旗手と言
われています。

今回の展覧会は、VIDEO作品を含む全78点。
やー、ホント、行けて良かった(感激)ー!
展示は大きく4つのテーマに分かれていて、しまうまは “Illuminance(イルミナンス)” や、
最後のブース “あめつち” に感動ー!
時間が許せば、45minのVIDEOもじっくり観たかったなぁ(後悔)…

そしてそして――、
展示されている彼女の作品は、全て “無題”(驚)!
正直、これには戸惑いましたが、一枚の写真の前に立つと――、実際、いろいろな思いが去
来して――、観る人、ひとりひとりが作品と向かい会う中から、それぞれの題…、タイトルを
付けていい――、そんな川内さんからのメッセージのようにも、しまうま、受け取りました。

※会期は7月16日迄


【写真:思わずポストカードを購入してしまった…、今回の展示のポスターともなっている作品】

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