2014年3月17日月曜日

信じられません...

帰国一日目の朝、心から尊敬する大好きだった先輩の訃報から——、という波瀾万丈。
渡航の前日、偶然、彼のオフィスが入っているビルに用があり、アポイントは無かったので
すが、会えなくても――、と思い、帰りに寄らせて頂きました。
そこで病気でいらっしゃることと、退院の目処が中々立ち辛いことを伺いました。
どんな状況であっても、必ずや復活されてきた先輩。
今回もそうなると信じていました。

でも、ニュースにも流れるし、ネットの新聞各社の訃報欄には載るし、FBのタイムラインは
お悔やみの言葉で溢れています。
本当に信じられません。年末、お会いしたのが最後になってしまいました。
その時は大勢の、自分よりもより近しい方々や著名な方がいらっしゃった上、「また会える
から」と思い、きちんとしたご挨拶も叶わず…、こういうの、ホント駄目ですね。

しまうま、一方的に存じ上げて来た1990年代半ば。交流が始まったのは2000年に入ってから。
どんなに有名になられても、特別扱いされるのが嫌いで、いつもフラットであろうとされて
いました。
熱い思いと、不屈の精神——、時に少年のように屈託なく、兎に角、ヒトとヒトを繋ぐこと
から始まる何かを信じておられました。
この10数年の間に、手掛けられたプロジェクトは数知れず…、どれだけの化学反応が世の中
に起きたのだろうと。
会うと、とてつもないパワーを貰う。いつも、圧倒的な笑顔とエネルギーに溢れていました。

今後の人生において、先輩のような方に会うことは、恐らくもう無いと思います。
悲しくて涙は流れるのですが、この時間になっても未だ実感を持てずにいます...
それでも、メソメソ泣くのを決して喜ばないと思い、いつも彼のパワーに寄り掛かっていた
自分に「今こそ、自分の意志で行け!」と叱咤激励されているようにも思えます。

この3月――、787の一件と言い、先輩の訃報と言い、これらのコトが暗示するコトには何か
意味があるようにも思い、今改めて、朝目が覚めて活動出来る毎日を大切にしたいと感じ入
っています。

合掌

※ 旅の記録の続きは、追ってスタートさせて頂きます(詫)。

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